設置の困りごと
賃貸でドラム式洗濯機を置く前に確認すること
賃貸住宅の洗濯機置き場は、縦型洗濯機を前提にした寸法のことが多く、ドラム式では防水パンや蛇口が合わないことがあります。また、対処に工事が必要な場合は、勝手に進められません。買う前に、寸法と「工事なしで置けるか」を確認しましょう。
1. 寸法を測る(工事なしで置けるかの判断材料)
- 防水パン:内寸の幅・奥行、背面の壁からパン前面の内側まで、深さ、形(平らか四隅が高いか)、排水口の位置(測り方)
- 設置スペース:左右の壁や洗面台の間の幅、背面の壁から前方の壁・扉までの距離
- 蛇口:脚を置く面から接続口までの高さ、先端を回せるか
- 棚:上に棚があれば、脚を置く面から棚の下面までの高さ
寸法がわかれば、判定ツールで別売品なしで置けるか、別売品で対応できるかを確認できます。
2. 工事が必要になる対処は、管理会社・大家さんに確認する
寸法が足りないときの対処のうち、次のものは住宅の設備に手を加える工事になります。賃貸住宅では、必ず事前に管理会社・大家さんの許可を取ってください。退去時に元に戻す必要があるかどうかも、あわせて確認しておくと安心です。
- 蛇口の交換(壁ピタ水栓など):登録している47機種のうち19機種で、蛇口が低い場合の対処としてメーカーが壁ピタ水栓を案内しています(蛇口が低いときの対処法)。
- 防水パンの交換・撤去:47機種のメーカー資料に防水パンなしで置く場合の条件がありますが、交換・撤去は排水工事を伴います(防水パンに入らないときの対処法)。
- 棚の取り外し・移設:作り付けの棚は設備の一部です(上に棚があるときの対処法)。
一方、L型の給水ホースや、本体を持ち上げる脚・あて板などの別売部品は、洗濯機側に取り付ける部品です。工事なしで対処できる方法を先に検討しましょう。
3. 搬入経路を確認する
ドラム式は縦型より大きく重いため、玄関・廊下・洗面所の扉・階段やエレベーターを通れるかの確認が欠かせません。当サイトの判定は、置き場所の条件だけで、搬入経路は判定に含まれていません。各機種のページの本体寸法を参考に、販売店の配送・設置サービスで事前に確認してください。
4. 床・電源・アースを確認する
- 床:床が弱いと振動や騒音が大きくなります。床が弱い場合に補強板を使うよう案内しているメーカーもあります。集合住宅では、運転音や振動が下の階や隣に伝わらないかも気にしておきましょう。
- 電源・アース:コンセントの位置とアース端子があるかを確認してください。メーカー資料でも、アースと電源の確認が設置時の注意として挙げられています。
5. ドアの開き方と通路
洗面所が狭いことの多い賃貸では、ドアを開けたときに通路や入口をふさがないかも大切です(左開き・右開きの選び方)。
チェックリスト
- 防水パン・設置スペース・蛇口・棚の寸法を測った
- 判定ツールで、別売品なし/別売品ありで置けるかを確認した
- 工事が必要な対処(蛇口交換・防水パン交換・棚の移設)は、管理会社・大家さんの許可を取った
- 搬入経路(玄関・廊下・扉・階段)を確認した
- 床・コンセント・アースを確認した
- ドアの開き方を、通路をふさがない向きで選んだ
賃貸の洗濯機置き場の寸法を入力すると、工事なしで置けるか、別売品が必要かを理由付きで確認できます。
わが家の寸法で判定するあわせて読みたい
掲載データ確認日:2026-10-02。各機種の条件はメーカー公式資料にもとづきます。